男坂

更新日:2022年10月03日

道路沿いに設置された男坂の標柱の写真

場所:神田猿楽町二丁目4先 男坂中間の踊場

江戸時代以来、猿楽町と駿河台の境であるこの一帯はがけ地で、もともと通路がありませんでした。1924年(大正13年)8月、震災復興事業で通路が作られました。同時期に、この坂と西側の屈曲した坂の二本が作られました。直線的に上る坂のため、「男坂」と名付けられ、西側の緩やかな坂は「女坂」と名付けられました。

男坂の標柱の設置位置を示した地図

【明治時代の男坂周辺】
赤丸の部分が標柱の設置位置。「東京一目新図」より。