御成道(筋違門跡)

更新日:2022年10月03日

道路沿いに設置された御成道(筋違門跡)の説明板の写真

場所:神田須田町一丁目25先

御成道とは、徳川将軍が参詣などで通る道筋のことを言います。江戸時代、この場所には江戸城外郭門のひとつ筋違門があり、上野寛永寺の将軍家墓所への参詣と、日光東照宮への社参の際に、将軍は江戸城大手門から出て神田橋門を通り、この門を抜けて上野に向かいました。
筋違門の名は、日本橋から出発して、本郷・板橋に向かう中山道と、御成道が筋違に交差していたためです。門内には、火除けの広小路があり八つの口に通じていたため、俗に「八つ小路」と呼ばれていました。