桔梗門(内桜田門)

更新日:2022年10月03日

奥に内桜田門(桔梗門)の建物やが建ち、手前の土手に桔梗門(内桜田門)の説明板が設置されている写真

場所:千代田1先 内桜田門前警備所脇土手内

この門は、江戸城本丸南口の通用門で、本丸へ向かう際には、大手門と並ぶ登城の門でした。門の警護は6~7万石の譜代大名があたっていました。内桜田門とは、外桜田門(現在の桜田門)に対しての呼称ですが、江戸時代から桔梗門という別称が用いられていました。門は1614年(慶長19年)に造られたもので、桔梗濠沿いの石垣は1620年(元和6年)に造築されています。現在も手前の高麗門と右手の渡櫓門からなる枡形門が残っています。