外桜田門

更新日:2022年10月03日

緑の土手近くに設置された外桜田門の説明板の写真

場所:千代田1番 地下鉄桜田門駅3番出口脇の土手内

国指定重要文化財 1961年(昭和36年)6月7日指定
桜田の名は、この地が古代に桜田郷と呼ばれていたことに由来し、江戸の主要道が通過する場所でした。徳川家康入国直後の絵図には「小田原口」と記載されています。門周辺の石垣は、1614年(慶長19年)真壁藩(現在の茨城県)藩主浅野長重によって築かれ、寛永年間(1624~1644年)に門が建築されました。門の周囲には、有力外様大名の屋敷が多くありました。
1860年(万延元年)の桜田門外の変は、彦根藩(現在の滋賀県)藩主で大老の井伊直弼が屋敷から登城中に水戸浪士に襲撃された事件です。
1923年(大正12年)の関東大震災で門が壊れましたが、再建され現在に至っています。

左にお堀がある桜田門の前を歩いている人達を描いた絵葉書を写した写真

明治後期~大正初期の外桜田門前(絵葉書、千代田区教育委員会所蔵)