石牛

更新日:2022年10月03日

千代田区指定文化財
2010年(平成22年)4月1日指定

 1852年(嘉永5年)、浄瑠璃常磐津節(じょうるりときわづぶし)岸沢右和佐(きしざわうわさ)の麹町の門弟らによって奉納されました。区内における学芸関係者の天神社に対する信仰の様子を物語る資料として重要です。
 1852年は、祭神菅原道真公の950年遠忌にあたり、平河天満宮では2月25日から60日間にわたって御開帳が行われました。この時にあわせて石造物が多数奉納されており、現在も境内の各所で見ることが出来ます。