既製服問屋街発祥の地

更新日:2022年10月03日

場所:岩本町三丁目11 区立和泉橋南東児童遊園内

江戸時代後期、昌平橋から浅草橋の間にあった柳原土手に沿って古着を扱う床店(とこみせ、露店のこと)が設けられ、日本橋富沢町とともに江戸市中の古着を扱うマーケットの一つとして知られました。明治維新後の1881年(明治14年)、岩本町古着市場が開設され、東京の衣類産業の中心地となりました。日常衣類として洋服が普及し、一般の人々の需要の中心が既製服へ代わると、この地域でも既製服を扱う店舗が増加し洋服の町へと変貌していきました。