玄武館・瑤池塾跡

更新日:2022年10月03日

タイル張りの歩道脇に右文尚武(ゆうぶんしょうぶ)」の石碑や説明板が建立されている写真

場所:神田東松下町24 東松下町住宅前

 玄武館は、北辰一刀流開祖の千葉周作が開いた北辰一刀流の道場です。1822年(文政5年)日本橋品川町に創立された玄武館は、その後神田お玉が池(現在地)に移転します。練兵館・士学館と並び、幕末の江戸三大道場の一つに数えられました。
玄武館の東隣には、1821年(文政4年)、儒学者の東条一堂が儒学と詩文を教授するため開いた瑤池塾がありました。一堂は、京都の皆川淇園の下で儒学を学んだ後、江戸でも亀田鵬斎に師事して儒学を修めました。