水盤(神田神社)

更新日:2022年10月03日

場所:外神田二丁目16-2 神田神社境内

千代田区指定有形民俗文化財
1997年(平成9年)4月1日指定

この水盤は、1805年(文化2年)2月に伊勢屋治兵衛によって奉納され、1856年(安政3年)6月に神田・日本橋・京橋・下谷・本郷界隈に住む人々により再建されたものです。再建の時には、炭薪(たんしん)問屋・人宿(ひとやど)・六組飛脚(ろっくみひきゃく)問屋などの町人が関わっています。
神田神社や末社の金刀比羅(ことひら)神社・三宿(みしゅく)稲荷神社と、江戸の町人たちの関わりを知ることができる貴重な資料です。