鉄製天水桶

更新日:2022年10月03日

場所:外神田二丁目16-2 神田神社境内

千代田区指定有形民俗文化財
1999年(平成11年)4月1日指定

神田神社拝殿前にある鉄製の天水桶一対は、地上からの高さが約1.3メートルあり、1847年(弘化4年)9月、摂州灘大石(現在の兵庫県)と筋違外(現在の外神田一丁目)の酒屋が発起人となり、神田あるいは新川(現在の中央区)辺りの酒屋5名を世話人として奉納されました。
天水桶の鋳造には、2人の鋳物師(いもじ)が関わっていて、神田在住の堀口武兵衛が仕事を請負い、川口(現在の埼玉県)在住の永瀬源七に鋳造させたと考えられます。